あなたもリユースビジネスで起業家になれる!

056.net NPO 代表 榊原正利

・リユースビジネスの可能性

 地球環境保全と資源有効利用の観点から、持続性のある産業社会の仕組みとして 循環型社会の構築が必要とされている。 日本においても、循環型社会基本法のもと、 3R(リデュース、リユース、リサイクル)の普及が進められており、その中でもリユースは、 有限資源の有効活用という観点からも重要性が認識されている。

・Reduce(リデュース) ・・・廃棄物の発生制御
・Reuse(リユース)  ・・・・再使用
・Recycle(リサイクル)・・・再資源化

 資源の節約を進めるためにはリユースが欠かせない。リサイクルに比べて、リユースが持つ利点は多い。 リサイクルするためには高い処理技術と大規模な施設などが必要な上、 再資源化の際に必要とするエネルギーを考慮すると、必ずしもリサイクルだけでは資源の節約につながらない。 一方、リユースは個人の力で実現することが可能で、その際に環境にかかる負荷は限りなくゼロに近いのが特徴である。

・私たちの身近に存在するリユースビジネス

 京都議定書の基調講演のために来日したケニアの副環境相ワンガリ・マータイさんは、 日本独特の“もったいない”という言葉に触れ感銘され、 更に「“もったいない”という言葉を世界に発したい」とまで発言されている。 日本には「もったいない」の意識は根強く定着しており、古くからリユースビジネスは町のお店 (質屋、骨董品屋、古着屋)として機能してきた。現在でも、多くの地域リユースビジネスが存在している。 代表的なのはリサイクルショップ、古本屋、中古 CDショップ、中古ゲームショップなどがそれである。 もっとも気楽に私たちができるリユースビジネスはフリーマーケットやガレージセール。 あなたがお持ちの不要品を売る ことこそがリユースビジネスを体験することなのだ。

・店舗も持たず、自宅に居ながら リユースビジネス個人事業主に

 要らなくなったモノを捨てるのにも、お金のかかる時代。 しかし、リサイクルショップなどに商品を引き取ってもらう場合、 余程のモノでない限り安く買い叩かれてしまう。最近では、インターネットが普及したことにより、 ネットオークションでの個人売買が盛んになってきている。要らなくなったモノを捨ててしまったり、 リサイクルショップへ売ったりしてしまう前に、ネットオークションに出品する。 自宅にいながらリユースビジネス個人事業主となることは可能なのだ。

・ビジネスへの展開

 あなたがお持ちの不要品を売るだけでは継続的ビジネスとしては成立しない。 仕入れが必要となる。安く仕入れて利益を乗せて売る、これがビジネスの基本である。 地域で不要なものを地域で販売することは困難であるが、遠隔地で展開することは可能だ。 例えば、ミカンの産地でミカンを売ろうとしてもなかなか売れない。「ミカン要りませんか ? 」 「私も作っているから要りません」となってしまう。 しかし、ミカンの生産していない地域に持って行けばそこに市場性は有る。 これは、昔の商人(あきんど)が皆やってきたことで難しいことではない。 エココミュニティ研究所では、上記の考えをもとに、 漁村部で廃棄している産廃網を農山村地域の鳥獣被害に 「リユース防獣網、リユース防鳥網」として提供する 「海・山・都会を再生網で繋ぐ環境リユース事業」を展開している。 地域ビジネスとしてリユースビジネスは大きな可能性と市場が有る。 そして、地域には地域ごとに様々な不要なものが存在する。 あなたのまちの要らないものをベースに、環境リユースビジネスで起業することは難しい事ではない。


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