リユース防獣ネットを用いた、畑でのイノシシよけ
とある山間部では、畑の作物はイノシシに食われ放題。

 なんとか安価に、手軽に、イノシシをよける方法はないだろうか。ということで、イノシシよけにリユース防獣ネットを導入。

 普通に設置したのでは、イノシシは鼻で地面を掘って、網をくぐりぬけてきます。それを知った農家の方は、網を地中に埋めて対応したそうです。

 結果は、いまひとつ。ときどき、柵は突破されて作物は食い荒らされてしまいました。

イノシシのほじくりかえすパワーは、半端ではないようです。

そこで・・・

京都の畑では、イノシシの弱点をついて追っ払いに成功。

 畑の持ち主、ビオトープネットワーク京都さんは、地際にネットをもう一枚張るという方法で、イノシシの被害を減らすことに成功しました。

 左の写真では、間伐竹を利用した支柱に固定されているネット以外に、地面にだらっと垂れ下がっているネットが見えます。これが、イノシシを入りにくくする工夫なのです。

では、なぜこの方法でイノシシが網をくぐりぬけられなくなったのでしょう。

左の写真は、検証のため、石川家(筆者宅)の畑に試験的に設置した、イノシシ害対策用二重ネットです。

 イノシシが畑に侵入しようとした場合、まず、垂れ下がっているネットの上をのしのし歩くことになります。そうすると、イノシシはネットを踏んでしまいます。

 イノシシは、蹄の間にものが入ることを非常に嫌う性質があり、そのため、ネットを踏むと、それ以上深入りすることを避けるようです。

このため、二重にネットを張ることで、イノシシよけの効果が断然よくなるのです。

 写真では、支柱に固定してあるネットは地中に埋めてありませんが、これを地中に埋めておけば、さらにイノシシよけの効果はアップするでしょう。

 地面に垂れ下がるネットの面積を、なるべく広くするとよいです。網目はイノシシにとって、地雷のようなもの(?)です。なるべくたくさんの網目を踏ませるような配置を考えるとよいでしょう。

 地面際に2枚垂らしたり、より網目の小さいネットと組み合わせて設置するということも考えられます。

地面に垂れ下がるネットと、固定してあるネットの間に間隔が開いてしまうと意味がないので、2つのネットを、結束バンドでつないでおきましょう。

・リユース防獣ネット取扱説明書

・山間部での鹿よけ


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