リユース防獣ネットを使った、山間部における鹿よけ
リンゴの樹の皮が、エゾシカに食べられてしまう!

 北海道のリンゴ園では、エゾシカの被害が深刻でした。リンゴを食べられてしまうわけではありません。リンゴの樹の皮が食べられてしまい、樹が弱ってしまったのです。

だったら、山からエゾシカが出てこないようにすればいい!

北海道は対策のスケールも大きいです。

 さっそくリユース防獣ネットを使って、、リンゴ園と山の間に、万里の長城さながらの柵を築きました。支柱には、枝を切り落とした木材を使っています。

 リンゴ園の周辺にある資材を使っているので、対策にかかる費用をかなり下げることができたようです。

 

 ちなみに、30枚の防獣ネットがあれば、約500メートルの柵をつくることができます。これにかかる費用は、手間を除けば980×30=29,400円です。1メートルあたり、60円以下で作れる計算になります。万里の長城は比較的安価に作成することが可能です。

 左の写真も、リンゴ園の写真です。イノシシよけのネット設置方法と比べて、違う点にお気づきでしょうか。

 イノシシよけでは、穴掘りに対抗することが重要であったのに対して、鹿よけには、そのジャンプ力に対抗することが重要になります。

そのため、ネットを浮かせて、高い位置に設置します。下は、くぐり抜けられない程度にあけてしまってかまいません。

 防獣ネット設置によって、リンゴ園でのエゾシカ被害は減少したそうですが、それでも飛び越えてエサにありつくシカがいるそうです。さらに柵を高くするため、網を二段階に張る方法が現在検討されています。

 左の写真は、つる栽培にリユース防獣ネットを利用している例です。防獣ネットとしてだけでなく、つる栽培ネットとしてもご利用いただけますが、その際はイノシシや鹿にせっかくの作物を食べられないよう、ご注意して下さい。

・リユース防獣ネット取扱説明書

・畑でのイノシシよけ

・コラム: リユース海苔網がつなぐ地域と地域 舟橋正浩


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